| 2026 Information |
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2026年 |
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謹賀新年。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 私は眼鏡を作っています。同じ身につけるものとして衣服へも少なからず興味がありまして、昨年心に残ったことがありました。 ある水曜日の話です。私の住む地域は隔週水曜日に古布回収があります。通勤中、いつも通るマンションの前で1メートルくらいに積み重ねられた衣服が三列くらい並んでいました。 量が多く感じられ、衣がえのせいかと思いますがその2週間後も同じような量です。よく見ると結構真新しい気がしました。 このようなことが、市内で東京で世界の大都市で月に二回、何年も何十年もと思うと恐ろしく感じます。しかし、捨てて新しく買って捨ててまた買って経済は回っています。 数々のブランドが衣料企業がマーケティングして楽しませて購買意欲が生まれ経済を回しています。こうやって人にとって最適な衣服を見つけるために発展しているだと思い、自分もこの経済社会に住んでいるうちなので今は否定できません。しかしながら、とてももったいない。 私は作る責任と使う責任を考えています。 その材料を使って作るとき環境や人間に被る被害はないか。これを作ることによってだれか悲しまないか。買った人は安心して長く使うか。様々な角度から見たうえでものを作る責任。 この素材は自分にとって心地よいものか。使っている自分をシミュレーションしてみる。自分にとって本当に必要なものかどうか。買ったら大切に使う責任。 人それぞれなので正解はありません。使ってみないと分からないことも多々あります。買って失敗するかもしれません。そして私も完璧なものは作れません。それでも私の作る眼鏡を選んでくれたときはとてもうれしいので、その人ができるだけ長く使えるようなものを作りたいと日々思っています。 |
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